先日、知り合いと食事をしていて、「きれいに食べる人だな」と感心しました。
私は話に夢中になると食べ方が雑になっていないか、少し気になります。
その時、ふと思い出したのがリッキーです。
そういえば、リッキーは飼っている人間にとって困った食べ方でした。
リッキーは食べる時、頭を振り回す癖がありました。
餌が飛び散って、おかげで掃除が大変でした。
そしてもう一つ困ったことがありました。
当時は今ほど「猫に人間の食べ物を与えない」ということを気にしていませんでした。
この後くらいからでしょうか。
体に良くないので、ペットフードだけね、となったのですが。
リッキーはちょうどその過渡期の猫です。
ペットフードだけを食べさせようとは思っていたけれど、リッキー自身も拾った時には既に人の食べ物の味を知っていて、そちらの方が美味しかったのかもしれません。
いつも盗み食いをしていました。
ほうれん草の上のおかかだけがいつのまにか消えている。
食べ終わった手羽先の骨を流しから引っ張り出す。
極め付けが朝食後の卵かけご飯のお茶碗を舐め上げて、真っ白い顔の口元の周りだけを真っ黄色にして、満足そうに舌なめずりしていた姿です。
これには母と二人で大笑いしたことでした。
今でも卵かけご飯を食べるとき、リッキーのあの黄色い口元が浮かんできて、つい可笑しくなってしまいます。

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