<リッキーが逃げた!>

これは休みの日の恒例行事でした。

2階の自分の部屋にいると、下から母の「リッキーが逃げた」という叫び声が聞こえます。私は「もう、窓を開けるときは気を付けてって言ってるじゃないの」と声を上げます。

母は「でも、一瞬だったから」と言いながら、少ししゅんとした様子です。

私は外に出て、いつものように「リッキー!リッキー!」と大きな声で雄猫を呼びながら、近所を歩き回ります。近所のおうちでは、「ああ、また。。。」と笑っているに違いない。

そして案の定、なかなか帰ってきません。だんだん薄暗くなってきます。

それから、母は縁側の窓を少しだけ開けて、小さな椅子をもってきて座ります。

しばらくすると暗い庭のどこからか、チリリ、チリチリとかすかな音がして、白い塊が飛び込んできて、それは何もなかったかのようにそのまま餌を食べに行ってしまいます。

すると母は、いつも決まって言うのです。

「ほら、ちゃんと帰ってきたじゃない。」

会社勤めを続けながら、母の介護と看取りを経験しました。
母との思い出、雄猫リッキーの思い出、本の話、日々の出来事などを書いています。

介護の記録でもあり、自分の人生を振り返る場所でもあります。
役立つ介護用品やサービスの紹介と
息抜きのAIとのおしゃべりも。

ブログを始めた本当の理由は、
「ATMにおびえた話~ブログを始めたわけ~Part2」をご覧ください 笑

もうすぐ定年を迎えます。

phtb78gefdをフォローする
懐かしい話母の思い出猫のこと
phtb78gefdをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました